こんにちわ😄
以前に桂川町の王塚装飾古墳を紹介しましたが、筑紫野市にも「五郎山古墳」と言う装飾が施されている古墳があります。
五郎山古墳とは、今から約1400年前、現在の筑紫野市原田(はるだ)に、この地を治めた豪族の墓として造られました。盗掘などの影響で副葬品の全体像は分かりませんが、石室の構造や出土した須恵器などから、6世紀後半につくられ、その後2~3世代にわたって追葬が行われたようです。墳丘は径約32m、高さ約5.5m、麦わら帽子のような形をした2段築成の円墳です。昭和22年に発見されて、昭和24年に国史跡に指定されました。
五郎山古墳の石室は、玄室・前室・羨道からなる複室の横穴式石室です。ほぼ完全な形で残っています。
玄室及び前室には、赤・黒・緑の3色で多彩な文様が描かれています。文様は、人物や動物、弓矢や盾等の武器、船や建物、円文など80点余りも配置されています。この中で、馬に乗って弓を引く人物や、武器が特に大きく描かれています。また、波よけ板を持つ船が6艘描かれ、その船の中央には四角い箱が乗っています。船の上には珠文が配置されていることから、星の瞬く夜の海を渡って棺が死後の世界にわたっている様子を示しているようです。このことから、被葬者の権威や死者への鎮魂の物語が描かれていると想像されます。
現在、五郎山古墳は完全に封鎖されていて中を見ることは出来ません。イベントで限定で見学会を開催することも、古墳保護の観点から今後は行うことはないそうです。
ただ、五郎山古墳の隣には、「五郎山古墳館」があって、五郎山古墳の説明の動画や写真を見学したり、実物大の石室のレプリカを体験することが出来ます。場所は、「JR原田駅」から徒歩8分です。駅を降りると、左の方に小高い山が見えるので分かりやすいと思います。

公園の入口です。奥の小高い丘に古墳があります。

ひとつ欠けています(^▽^;)






五郎山古墳です。壮大です(* ̄- ̄)

五郎山古墳の入口です。今は閉ざされています。最後の鍵があれば開けることが出来るでしょうか(;・∀・)


公園の景色です。公園としても雰囲気が良いです☺️


公園敷地内にある「金比羅神社」です。

五郎山古墳館の外観です。ちなみに入館料は無料です。

ここからは、館内の様子です。あまり広くないですが、それ故に見学し易いです。








実物大の石室のレプリカの内部です。レプリカとは言っても、石室の中を体験出来るのは貴重です。

石室内は電気が無く、暗いです。フラッシュを機能すれば他の写真は撮ることが出来ましたが、この写真だけは上手く撮ることが出来ませんでした😓




また、五郎山古墳館では、季節ごとにイベントが開催されています。今の時期は、「春の装飾古墳アート」が3月の間、開催されます。装飾古墳アートは、古代人が石室の壁に絵を描いた五郎山古墳にちなんで、実際に石に絵を描く体験イベントです。壁画のぬり絵や貼り絵のほかに、ストローを使って管玉をイメージしたアクセサリー作りも行っています。子供から大人まで誰でも参加で出来るとのことなので、歴史を体験したい方や興味のある方は是非五郎山古墳館に来館してみてはどうでしょうか?


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